書評

【書評】僕が電通を辞める日に絶対伝えたかった79の仕事の話 本田亮

 今回は本田亮著の僕が電通を辞める日に絶対伝えたかった79の仕事の話です

 本書は電通で成功した著者が退社する時のプレゼンで伝えたかったことを書籍化したものです。仕事や人生で大切な考え方を学べますの気になった方は読んでみてください。

 その他の記事はこちらから。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。

なるほどポイント

  1. 営業の最強3ツール
  2. 失敗したら人生的尺度で考える
  3. 落差のある体験を積み重ねる

僕が電通を辞める日に絶対伝えたかった79の仕事の話【電子書籍】[ 本田亮 ]

価格:1,232円
(2022/3/26 11:24時点)
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営業の最強3ツール

 電通と言えば就活の競争率がトップクラスで高い企業としても有名です。そんな電通で結果を残した著者が紹介する営業の3ツールがあります

  1. 聞き上手
  2. 感動上手
  3. 笑い上手

以上になります、ぶっちゃけ拍子抜けした方いませんか?もっとビジネスの極意みたいなのないのかよってね。そう思った方は重要なことほど地味で他人がやりたがらないと覚えておいてください。これをするだけで他人と差別化になりますし、高い講習料などもいらないです

 また本書では人を使うのが上手い人は「笑いを使う」のが上手い人とありました。どんなビジネス書でもリーダーが機嫌良くないと職場環境が最悪とあります。職場環境が悪いと思っている方は笑いがある環境かどうか考えてみてください

失敗したら人生的尺度で考える

 皆さんにも一つの失敗で人生終わりだ!って思った経験はありませんか?私はありますね、野球部の時に先輩のユニフォームを借りている状態で遅刻した時ですね。その時は終わったと思いましたが、辞めた時には覚えていなかったです(笑)

 その時の自分にとっては大きなことでも、数年経てばどうでも良くなります。ただそうやって割り切れないのが人間なんですよね。それが出来れば自殺する人が激減するかと思います。とりあえず時間が解決してくれた経験をストックしておく方が得策かと思います。そうすれば今苦しんでいてもまた時間が解決出来るとちょっとだけ安心できると思うんです

 また「立場の強い人には強く、弱い人には謙虚に」とありました。皆さんはいかがですか?逆になっていませんか?私は誰にでも強く言ってしまいますね(笑)もう少し謙虚に生きたいものです。営業マンの評価は受付嬢が決めると聞いたことがあるくらいです

落差のある体験を積み重ねる

 これはなかなか理解されないかもしれませんが、理不尽な体験を楽しめということです。例えば理不尽なことがあると落ち込んでしまうと思います。ただそれを経験しておけばここまで酷い事はそうそう起きないなと客観的に見れるかと思います

 私は実家で家族から嫌がらせを受けていたことがあります。端的に言うと「家のお風呂に入らせてもらえません」でした。なので外で水を毎朝浴びてから仕事に行っていました。真冬だと水をかぶると湯気が出てくるんですよね(笑)この仕打ちを受けていたので、お湯で感動できるほど幸せのハードルが下がりました

 本質的に著者の言いたいことと違うかもしれませんが私はこう捉えました。理不尽な経験に関して言えば、他人と比べるのはアリだと思ってます。例えばニュースで若くして癌のステージ4になってしまった人の話を聞くと風呂に入れなことくらいと思えます

 いかがでしたでしょうか、少し古い本なのでメルカリ等で探してもらうと良いかもしれません。色々なノウハウ本を読んできましたが、この本はマジでおすすめですので読んでみてください。それでは。

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