書評

【メンタル】精神科医が教える 幸せの授業 わたわたによる解説 ポイント3選

今回は樺沢紫苑著の精神科医が教える 幸せの授業です

 本書は精神科医かつSNSで日々発信を続けるアウトプットの鬼である著者の過去作品の図解版になります。時間がない方や活字アレルギーの方におすすめです。セロトニン、ドーパミンなどの脳内ホルモンの仕組みをわかりやすく解説し、その仕組みを利用したアクションプランが紹介されています

関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。

なるほどポイント

  1. ガムを噛みながら朝散歩が最強
  2. 感謝、親切、良かったことは記録する
  3. スマホはインプットツールではない、その理由とは

ガムを噛みながら朝散歩が最強

 本書では幸せホルモンを出すためには「朝日を浴びる」「リズム運動」「咀嚼」が大切と紹介されています。これを一度にお手軽にできる方法はないかと考えました。そこで朝にガムを噛みながら散歩するのが最強なんじゃないか?と思いました

 著者は色々な本を出していますが、大抵の本に「散歩しろ」と書いてあります。お金をかけずに幸福度を上げる手っ取り早い方法が散歩なのです。散歩の習慣がない方はやってみましょう、私は4年ほど続けています

 そのおかげで幸福度は高いですし、体重も10キロ以上落とすことができました。関係はないと思いますが、資産も増えて金銭的にも余裕が出来ました。幸福は「仕事」「資産」「人間関係」で決まるそうです。あなたの幸福度はどうですか?

感謝、親切、良かったことは記録する

 著者オススメのアウトプットとして日々の「感謝」「親切」「良かったこと」などの記録です。人は悪いことも良いことも日々忘れてしまっているのです。なのでポジティブな出来事は簡単でいいのでストックしておきましょう

 そして幸せの感情が長続きしないことに気付きましょう。それとは真逆の不幸の感情もそれほど長く続かないということも。そうすればあらゆる事象について客観的に見ることが出来て、自分の毎日にそれほど影響されなくなります

 私は「メモ書きを毎日の習慣にしている」のでこれらが出来ています。正直、普通の人が続けられるほど楽な方法じゃないです。楽ではあるけど優先順位として低いので習慣になりにくいからかもしれません

スマホはインプットツールではない、その理由とは

 著者はスマホはアウトプットするためのツールだと主張します。インプットつまりSNSで他人のキラキラばかり見ているとどんどん不幸になっていくのです。ではどのようにアウトプットしていけばいいのでしょうか

 アウトプットは簡単でSNSでの投稿やノートに書きなぐるだけでも大丈夫です。ここで大切なのがすぐに成果を求めすぎないことです。「それ何の意味があるんですか?」とすぐに考える人は見切りが早く行動し始めも遅いです。本を読んだりしている人は人生変えようとしてるんだと思いますのでとりあえずやってみましょう

 いかがでしたでしょうか?今回は精神科医が教える 幸せの授業についてポイント解説してきました。内容は図解でわかりやすく、入門書としてはピッタリかと思います。気になった方は是非読んでみてください。それでは。