今回は事業家bot著の金儲けのレシピについてです
本書は世の中のビジネスの本質がわかる本です。IKEAや保険営業についても取り扱っていて非常に参考になります。小難しい書き方などはしてないので読みやすいです。これから就活する学生から社会人の方まで幅広く読んで頂けると思います
関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- 今熱いクラウドソーシングとは⁉
- 飲食ビジネスの本質はどう砂糖を食べさせるか
- 俺のイタリアンから学ぶ勝つ考え方
価格:1,650円 |
今熱いクラウドソーシングとは⁉
クラウドソーシングという言葉は最近になって良く聞くようになったと思います。要は人材派遣ということですが、それが今は熱いわけです。その理由は
- 労働力の質のスコアリング
- 大量にすぐに手配できる
- 解雇規制への対応
などが挙げられるそうです。日本では終身雇用制を導入していて基本的に解雇ということが出来ないです。なので不要な人材は自主退職に誘導していくしかないのです。そこで非正規雇用で企業側からすると都合良い人材をすぐに調達できるクラウドソーシングが熱いわけです
最近では転職することはキャリアアップのために必要という考え方も浸透してきています。なので雇用側だけでなく雇用される側でも転職サイトなどを活用するようになってきているんです。現状に満足するのでなく、より良いポジションで転職できるチャンスを探してみましょう
本書では「枯れた技術の水平思考」という考え方が紹介されています。水平思考はラテラルシンキングとも言われています。ロジカルシンキングの逆の発想になりますので、ある分野の技術を別分野に応用するというもの。皆さんが働いて得たスキルが別企業では革命的なスキルになることもあります。一度自分棚卸をしてみて自分にしかできないスキルなどがないか洗い出してみてはいかがでしょうか
飲食ビジネスの本質はどう砂糖を食べさせるか
皆さん大好きなクレープ、タピオカ、パンケーキなど流行っては廃れるスイーツなどがありましたよね?その本質は話題性もありますが、基本的に砂糖中毒にさせられているだけです。つまり飲食をビジネスにしようと考えているのであれば砂糖を上手く利用するのです
砂糖と聞くと警戒されてしまいますが糖質という点ではパン、ご飯、ラーメンなども同じです。どんな付加価値を付けて販売するかが重要です。ただ糖質制限ダイエットが流行っていますので、以前より糖質に対して抵抗が出やすくなっているのも事実
そこでSNSの登場により映えという考え方が生まれました。食べたいので消費というより、SNSにアップしたいから消費するという考え方です。なので綺麗な盛り付け、ボリューミーな盛り付けなどが好まれるようになったのです。これについても新たな流行りがあると考えられますのでそれにいち早く乗るのが得策かなと思います
俺のイタリアンから学ぶ勝つ考え方
私も好きな俺のイタリアンについても本書で紹介されていました。クアトロフォルマッジとアヒージョは毎回頼みます(笑)
- 高原価率でも高回転させれば元が取れる
- ワインなどは普通の原価率
- 良いシェフを良い給料で引き抜く
このように高原価率が俺のシリーズの売りです。原価が高いということはお店側からすると良い物を安く提供しているので薄利多売になります。小売業のディスカウントストアでは当たり前ですが、飲食店でこれを実現したのが俺のシリーズです。
本書には紹介されていませんでしたが俺のイタリアンに通っていて気付いたのがキッチンの狭さでした。これは一見デメリットのようですが、この狭さが生産性を上げているようです。私の薬局も狭いですが狭いからこそ定置管理したり、100均グッズを活用したりと創意工夫が生まれます。この狭さに関してはカウンター席に座って食事するとよくわかります
いかがでしたでしょうか?本書では売れているビジネスの本質がわかりますので新たな気付きになると思います。気になった方は読んでみてください、それでは。
価格:1,650円 |