今回は山田悟著の運動をしなくても血糖値がみるみる下がる食べ方大全 北里大学北里研究所病院糖尿病センター長が教えるです
本書は大学病院の糖尿病センター長による実践的な食事療法指導書です。運動療法がきつくて断念してしまう方が結構多い中、食事療法に特化しているのは嬉しいですね。私も患者さんに紹介したいなと思います
関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- 三大栄養素の摂取比率に根拠なし
- べジファーストよりも糖質ラスト
- 血糖値スパイクがもたらす人体への弊害とは
運動をしなくても血糖値がみるみる下がる食べ方大全 北里大学北里研究所病院糖尿病センター長が教える [ 山田悟 ] 価格:1,595円 |
三大栄養素の摂取比率に根拠なし
炭水化物60%という基準は嘘らしいです。世間的には脂質の方が悪だと思っているので、良質な脂質を摂取して炭水化物を減らすようにしましょう。最悪なのが脂質をおかずに炭水化物をバクバクですね。焼肉でご飯お替りしまくっているのが典型例じゃないでしょうか
じゃあ炭水化物はどれくらい食べて良いのか、70~130gが目安です。恐らくピンとこない方が多いと思います。ご飯1杯50gくらい、うどん1玉60gとかですかね
まずはカロリーなんかより炭水化物がどれくらいなのか見る癖をつけるべきです。私も以前はカロリーと塩分しか見てなかったですが、今は炭水化物とたんぱく質だけ見ています
べジファーストよりも糖質ラスト
べジファーストという言葉が浸透してきているかと思います。著者はべジファーストしてもすぐ炭水化物をかき込んではダメ、糖質は最後に食べるのをオススメしてます。なのでごはんでおかずをかき込んだり、菓子パンをご飯代わりにするのはやめましょう
低GIという言葉も浸透してきています。血糖値が上がりにくいのでオススメとされています。ただそれも沢山食べたら血糖値は普通に上がります。バランスが大切ということですね
血糖値スパイクがもたらす人体への弊害とは
血糖値スパイクにより動脈硬化やアルツハイマー型認知症になりやすくなるそうです。血糖値スパイクは血糖値が下がった状態から急に血糖値を上げることです。例えばお腹空いている時に爆食するようなイメージです。
断食やリーンゲイズが流行っていますが、著者は1日5食をオススメしてます。なぜなら1日2食だと上記の様な血糖値スパイクがおきやすくなるからです。勿論、1食いつも通りに食べてたら激太りですからね(笑)間食を上手く使いつつ、1食の量を減らすということですね
私も断食を試みたのですが、空腹でパフォーマンス下がるので間食を入れるようにしました。それで10キロ以上痩せたので皆さんも試してみてください。私のダイエット経験談はこちらから。それでは。
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