書評

【ビジネス】ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません 小山晃弘著 ポイント3選

今回は小山晃弘著のぶっちゃけ会計のことがまったくわかりませんです

 本書では会計の基礎を公認会計士である著者が優しく解説されています。私は学生の頃に簿記3級をとっていたので、書いてあることは割と知っていました。財務三表の見方から投資の指標の見方まで開設されているのでぜひ読んでみてください

関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。

なるほどポイント

  1. 財務三表はこの3つ
  2. 損益分岐点比率という指標
  3. PERとPBRの見方

ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません [ 小山晃弘 ]

価格:1,760円
(2022/4/23 20:13時点)
感想(5件)

財務三表はこの3つ

  1. PL:会社の儲け
  2. BS:会社の持ち物
  3. CS:現金の出入り

 私の様な会社員だとPLが一番馴染み深いかと思います。仕事でもPLを見るように指示を受けます。CSやBSはどちらかというと投資家の人が見るべき指標なのかなと思います。これで債務超過が一目瞭然になるということですね

 ただ中小企業の3割が債務超過なのが現状だそうです。そりゃそうですよね、スタートアップとかで最初から黒字化しているところなんてないです

損益分岐点比率という指標

  1. 80%以下→ 優良
  2. 80~90%→ 普通
  3. 100%以上→赤字

 様々な指標がありますが、それぞれの相関係数を知っておくのも大切です。例えばビットコインとドルインデックスって負の相関があるんですね。

 例えばビットコインが上がっている時はドルインデックスが下がるんです。これはビットコインが買われていると何となくわかると思います。この相関係数を参考にトレンドを予測するのは大切です

PERとPBRの見方

 PERは「投資家の期待値」を評価する指標です。10倍未満なら割安、20倍以上なら割高。それと同じような指標でPBRは「株価の割高感」を評価します。これが1倍以下なら割安、1倍以上なら割高

 一見同じ指標ですが、これが矛盾するケースもあります。なので参考にする指標は組み合わせる方が精度が高くなります

 これからは会計知識を持っていて損はありません。本書は入門書であり非常にわかりやすいです。タイトル通りのことを思った方はぜひ読んでみてください。それでは。

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