書評

【夫婦関係】妻のトリセツ 黒川伊保子著 わたわた的ポイント3選

今回は黒川伊保子著の妻のトリセツです

 本書はわたわたが離婚した後に読んで耳が痛い本でしたのでご紹介させていただきます。本書は世の男性には1度読んでもらいたい内容です。男性の考え方を通そうとすると女性とは相容れない関係なんです。ただ意識するだけでも衝突を避けられたりしますので、ぜひ読んでいただきたいなと思います

関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。

なるほどポイント

  1. 妻が絶望する夫のセリフ
  2. 妻が望んでいるのは問題解決でなく大抵○○
  3. 名もなき家事に注目

妻のトリセツ (講談社+α新書) [ 黒川 伊保子 ]

価格:880円
(2023/1/9 08:57時点)
感想(127件)

妻が絶望する夫のセリフ

 男性は何気ない一言で女性のストレスを増大させているようです。私も何度も元妻を怒らせた記憶があります(笑)正直そんなに怒らなくてもいいのにと思ってしまいますが、そんな無神経さが嫌なのでしょうね。本書での紹介はあくまでも1例ですが誰もが言ったりしたことがあるんじゃないかと思います

  1. 今日何してたの?
  2. おかず、これだけ?
  3. だったらやらなくていいよ
  4. つまりこういうこと?
  5. いいな、仕事しないで子供といれて

 私は1~4は全部言った覚えがあります。男性は世間話がてら何してたのか確認しますが、女性からすると「暇だったんでしょ?」くらいに捉える人もいるそうです。聞き方次第では浮気を疑われているようで確かに気分はよくないですね

 そういえばコロナ禍で夫婦の会話の時間が増えていて、夫婦仲が良くなっていると感じている夫婦が多いというニュースがありました。日頃から女性の話に耳を傾けているかどうかが大切なんでしょうね

妻が望んでいるのは問題解決でなく大抵○○

 男性脳と女性脳の違いについては最近の話題に出やすくなっています。そう男性は問題解決、女性は共感する生き物なんです

 例えば女性が「職場の人間関係がぐちゃぐちゃで参っている」と話をしたとします。これに対して男性は「転職すればいいじゃん」と問題解決したがります。女性とすればそんなことはわかってるけど、ここで働かないといけないと思っているわけです。なので「わかる~、そういう人1人いるだけで雰囲気悪くなるよね~」といったように共感してあげれば満足するわけです

 このような男性脳と女性脳の違いがよくわかるのはショッピングモールでの買い物です。私の場合はこのブランドが見たいというのが決まっているのでそこに最短ルートで行こうとします。しかし女性の場合は冷蔵庫を買いに行くという場合でも途中のセールで足止めを食らってしまうのです。そんな経験したことありませんか?

 これは原始時代の遺伝子の影響が強いといわれています。男性は命がけで危険な猛獣と狩りをしていました。そのため狩りをして無事に帰るという目的意識の強い行動をとりやすくなりました。一方女性は木の実などを収集しつつ、周りの女性から情報収集もしていたので視野が広くなりました。女性の井戸端会議に男性が耐えられないのはこんな訳があったわけです

名もなき家事に注目

 共働き世帯が増加している昨今ですが、注目されているのが名もなき家事です。女性は男性に比べて視野が広いので家の細やかな所まで目が行き届きます。なので仕事以外でも小さな家事を日々やり続けているわけです。本書にはありませんが、ある調査によると給与計算で年間340万円に相当するというデータもあるようです

 男性からすると女性が家事をするのは当たり前という昔ながらの考え方がいまだに残っていたりします。離婚した私の経験からすると「協力と感謝」が大切なのかなと思います。別れてみれば…そう思いますが一緒に暮らしているときには厳しいですよね

 どこかの本にありましたが「結婚を続ける努力」をする必要があるとありました。これはバツイチの私からするとまさにそうだなと思いましたね。私も結婚がゴールのように考えてた時期がありましたが、始まりにすぎないんです

 ゼクシィを読むのも良いですが、まずは本書を読んでもらうと良いかなと思います。女性向けに書かれた夫のトリセツもあるようなので女性で気になった方は是非読んでみてください。それでは。

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