今回は小説はビジネス書以上に学ぶことが多い理由 ポイント3選です
皆さんは小説を普段読みますか？恐らく読書家でない限り話題の小説以外読まないと思います。私も昔は小説なんて時間の無駄くらいに思っていた時期があります。しかし小説からは学ぶことが沢山あるということに気付いてからは定期的に小説を読むようになりました
今回は結城 真一郎著の「＃真相をお話しします」を参考文献として小説から得られること、どんな読み方をすると効果的かなどを共有できればと思います
関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- 小説は生の声が詰まっている
- 長編より短編がオススメ
- 感情移入でEQが向上
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小説は生の声が詰まっている
皆さんは小説を読んでいる時に「へぇー、病院の情報通は掃除してる人なんだー」と感心することありませんか？こうした感心は作者が読者を巻き込みやすくするように、取材で情報を得ているようです
私は東野圭吾作品も嗜みますが、やたらと警察の話題が出てきます。恐らく元警察官や現役の警察官に取材をしているのでしょう。こうした取材の成果というのは単に作品を面白くするだけでなく学びが多かったりもします
例えば本書では「家庭教師の営業方法、家庭訪問初日に営業がやっていること」「浮気している可能性が高い配偶者の仕草」など私がなるほどと思った点です。それ自体でビジネスが成功することはないですが、上手く転用すれば差別化が図れると思います
こうした色々な登場人物の知見をインストールすれば、不測の事態にも対応できるのではないでしょうか。なので小説で読み飛ばすのではなくしっかりとメモして自分の血肉に変えることをおすすめしています
長編より短編がオススメ
皆さんは「本屋で買った本を最初の数ページだけ読んで放置」した経験ありませんか？私は何度もありますね(笑) ビジネス書もそうですが小説はまとまった時間と読書習慣がないと読み切れません。私は小説の文庫1冊読むのに1週間はかかってしまいます
ひょっとして自分は読むのが遅い？速読できるようになりたい！のような思考になるかもしれません。ただ私からすると速読って拾い読みだと思ってますので、小説を読む本質からはかけ離れていると思うんです。それについては後でお話しします
話が脱線気味になりましたが、短編であればスキマ時間で読むことが出来ます。短編＝薄いと思う方も少なくないかもしれません。でも短編は別ジャンルと思ってもらった方がいいです。短いが故に創作の幅が広がってくるのです
もちろん長編でないと描けない人間模様だったり展開構成などがあります。そして長編の方が読み終わった後の達成感が段違いですし、記憶に残りやすいのも事実です。なので時間が取れれば小説をしっかり読んで欲しいです。その理由を次にお話しします
感情移入でEQが向上
皆さんの周りに頭は良いけど人付き合いの苦手な人っていませんか？こういう人って仕事は出来るけど上司から好かれてないので出世できなかったりと勿体ないんです。会社での出世なんて人が決めることですからどうしても好き嫌いで左右されます
つまりIQよりもEQが重視される時代が到来したということです。EQとはEmotional Intelligence Quotientの略称で「自身や周囲の人達の感情を適切に察知し、うまく扱う能力」のことです。頭が良いだけでは生き残れないんですね
IQは勉強すれば伸ばせそうですが、EQはどうすれば鍛えられるのでしょうか？結論から言うと色々な人と関わることです。そしてその対話が何点だったのか評価しなければいけません。しかしなかなか自分の至らない点を指摘してくれる人もいません
なので小説を読んでEQを伸ばしましょう。小説では残酷なシーンや人間模様がたくさん描かれています。主人公の人生を疑似体験していつか来る不幸の予行演習をすることもできます。湊かなえ作品などは読み終わると重たい気持ちになります。ただ自分はまだまだ幸せだなと客観的に見ることもできるので小説は面白いです
いかがでしたでしょうか。今回は小説ってこんな副次効果があるんだよという話をしてみました。「我以外皆師」という言葉があるように何から学ぶかは自分次第だと思います。そういう点で言えば漫画でもゲームでも学ぶことは色々あります。全てのことに好奇心を持って眺めてみると違った見方が出来るのではないでしょうか。それでは。
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