書評

【自己啓発】自分の中に毒を持て シンパパ薬剤師わたわたによるポイント3選

今回は岡本太郎著の自分の中に毒を持てについてです

 著者は日本を代表する芸術家の岡本太郎氏です。私のメンターであるマコなり社長の薦める書籍の中に入っていたのが手に取るきっかけでした。切れ味の鋭い岡本節で書かれた言葉からは感じることが沢山ありました。最初は極論だなと思うような考え方も段々と飲み込めるようになってきたんです。安定志向の私では考えられない境地なので学びがいろいろありました。是非学生の方から社会人の方まで幅広い層に読んでいただきたいと思います

関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。

なるほどポイント

  1. 安定より不安定を選べ、自分が行きたいのはそっちだ
  2. 今はまだ駄目だけど、いずれと絶対に言わない
  3. 有名になれば気の毒⁉何故なのか

自分の中に毒を持て<新装版> (青春文庫) [ 岡本太郎 ]

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感想(11件)

安定より不安定を選べ、自分が行きたいのはそっちだ

 著者と言えばこのようなあえて危険な道を選べというセリフが象徴的かなと思います。皆さんはどう思いますか?あえて危険な方を選べますか?我々の遺伝子的に生存本能が強いので危険な方は皆選ばないように出来ています。だからこそ差別化のためには皆が選ばない方を選べという事なんですかね

 勿論、危険な方を選ぶわけですから険しい道が待っています。ただ私の人生を振り返ってみても大変な方を選んでた方が後悔がなかったように思えます。是非、自分の経験を思い出して危険な道を選んで成功した例を書き出してみてください。そうすれば今後選択の時に迷わなくなるんじゃないかと思います

 極論ばかりの言葉の中にも現実的なことも書いてあります。それは何を試みても現実ではおそらくうまくいかないことの方が多いだろう。「おいおい、危険な道を選んで失敗したら目も当てられないじゃん」と思いますよね。それに対しては失敗したらなお面白いと思うようにしろと書いてあります。失敗してしまっても笑い話になるなと思えば次に繋がりますもんね

今はまだ駄目だけど、いずれと絶対に言わない

 この言葉も耳が痛いですよねー。私もずっとブログをやろうと考えてはてなブログに登録したり、ジャンルを考えたりしてました。ただ準備だけで毎日が終わってしまってなかなか前に進めませんでした。だけど2022年1月にようやく重い腰を上げて始めることが出来ました

 きっかけとしてはプロ野球選手のトライアル特番を観ていて危機感を感じたことですかね。トライアル受ける選手なのに高級車に乗ってるのはどうなんだ?とその時は思ってしまったんです。文句ばかり言ってるくせに自分は何もしてないなと同時に思ってしまったんです。それから真剣に調べてすぐにブログ開設に至りました

 皆さんにもいずれやりたいなと思うことはありますよね?そうしたらこの言葉を思い出してみてください「今日が一番若い日」。これは両学長の言葉ですね。明日やろうは馬鹿野郎という言葉もありますが、こっちの方が柔らかくて好きですね

有名になれば気の毒⁉何故なのか

 我々一般人はとにかく有名になりたい、TVに出たいとどこかで思っています。なので有名になることが気の毒という言葉がすぐに理解できません。当然ですね、これは有名になった人しかわからない境地なのですから

 具体的には世間の評価や地位を気にしてしまうため、自分がやりたいように出来ないことにあるそうです。確かに世間が持つ勝手なイメージに縛られてしまうような気がします。例えば犯人役のキムタクって想像できないですよね?

 あとは有名税という言葉もよく聞かれるかと思います。有名人であるがために面倒事が増えるということです。芸能人で自殺してしまう方が少なくないのはこうした誹謗中傷なども関係しているのかもしれません

 人間本来の生き方は無目的、無条件であるべきだ。それが誇りだと本書にも書いてあります。やりたいことをやりたいようにやるだけでいいということなんですかね?ただ承認欲求等がやはりそれを邪魔してしまいます。岡本氏のように誰もが生きられるわけではありませんから、うまくバランスをとって生きていくのが大切なのかなとふと思いました。それでは。

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