今回はサイモン・タイラー著の頭と仕事をシンプルにする思考整理50のアイディアです
「シンプルにする」ことは、あなた自身が選び取ることです。その選択はどんな時でも、あなたの意思で、あるいは必要に応じてすることができます
会議、メール、やる気、スケジュール、スマホ、決定、デスク、ノイズ、マルチタスク、…
この本を持ち歩いたり手元に置いたりして、必要な時にいつでも開けるようにしてもらえればと思います。力を取り戻したり、アイデアや突破口を見つけ出したり、職場のチームとテーマを共有したりすることにも役立つはずです。５０の「シンプルノート」でパンク状態から完全に解放されるでしょう
関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- 質問に答える時は3秒数える
- 24時間愚痴禁止
- 自分の妄想メンターと会話する
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質問に答える時は3秒数える
問いを投げかけられた時に即答するのが当たり前と考えていませんか？その方が頭の回転の速い人だと思われるだろうことはわかります。しかしあいまいに即答するのを止めて、これからは「3秒数える」ようにしましょう
そうすれば「脳が情報を集められる」時間が稼げます。たった3秒でも良いんです。こうした思考習慣は皆さんの「わからないこと」に対する対処法として有効です。わからないことに対して思考停止せずに少しでも考える癖がつけばビジネスでもきっと必要とされます
こうした以外にも「朝のモーニングページ」で思考を整理することも大切です。モーニングページは毎朝３ページ思いついたことや考えていることをノートに書きなぐるというものです。私はメモ書きをしているのでモーニングページとして定量的にこなしていませんが、思いついたことはメモ書きノートに書き記すようにしています
24時間愚痴禁止
皆さんは24時間愚痴を言わずにいられますか？私は正直難しいです（笑）メンタルが安定した最近でも時には愚痴やイライラが出てしまいます。著者でさえ愚痴らなくなるまで「9日かかった」そうですし
愚痴を言わないメリットとしてはメンタルの安定が一番大きいです。それに自分の口から発した言葉は脳が自分に対して言っていると誤解することがあります。なので他人を馬鹿にすることは「自分を馬鹿にしていると等しい行動」となってしまうのです
ちなみにメンタルを安定化させる方法として「静かな場所で深呼吸とストレッチ」をすることがおススメです。私はあまり瞑想が得意ではないのですが、それに近いです。場所は静かな所もいいですが自然の中ですると非日常感が味わえて効果が倍増します
自分の妄想メンターと会話する
これは一人っ子の私じゃないとできないかもしれません（笑）自分のメンターと妄想で会話してみましょう。問題があればメンターから何と言われるか考えてみると状況を客観視することができます。イメージが付かない方は本田圭佑選手が言った「リトル本田」みたいな感じでしょうか
タスクについては「目標を明確に決める、達成できると信じる、達成したかのように行動する」という心構えが重要です。なんとなく振られたタスクをこなすのではなく、自分ごとのように捉えることから始めましょう
タスクと言えば「緊急で大切なタスク」か「緊急で大切でないタスク」ばかりに目を向けられると思います。組織で活躍する人ほど「緊急でない大切なタスク」にも目を向けて取り組むそうです。差別化を図るのであれば皆がやっていないところで勝負しましょう
いかがでしたでしょうか。本書は思考整理本としては毛色の違う内容で興味深かったです。著者は日本人ではないので別の価値観を持つ人が書いた本として読むのは面白いかと思います。是非気になった方は読んでみてください。それでは。
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