今回は喜多川奏著の運転者です
職場の後輩から読んで欲しい本がありますと紹介されたのが本書になります。Amazonでの評価も高くて累計100万部のベストセラーになります。タクシーでタイムトラベルする話かなと手に取りましたが全く違いました(笑)今回はネタバレしないようにしていきます
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なるほどポイント
- いつでもご機嫌でいればチャンスをつかめる
- 報われない努力はない「運は後払い制」
- 本書はミスチルの「彩り」を聴きながら読もう
いつでもご機嫌でいればチャンスをつかめる
本書は「運」がメインテーマになりますが、いつもご機嫌でいればチャンスが巡ってきます。ただ物価が上がって皆余裕がなくなっています。そんな中でチャンスをしっかりとつかめるのでしょうか
ネガティブ思考より、ポジティブ思考がいいのは皆わかっていると思います。本書の主人公も「文句屋で他責思考」の持ち主です。そんな人がどのようにしてチャンスを掴むのかは本書を読んで確かめてください
私も日々、ご機嫌でいようと考えていますが子育てや仕事でつい感情的になってしまうことが多いです。とりあえず、不機嫌になっているなとメタ認知することが大切かと思います。自分では不機嫌なつもりはないのだけど、周りから不機嫌と思われているような方は要注意です
報われない努力はない「運は後払い制」
運だけが世の中の変数ではないので本書では「努力」についても触れられています。報われない努力はないってのも様々な媒体で聞き飽きた言葉ですよね。皆さんはどう思いますか?あなたは努力を継続できる人ですか?
私は中学校の野球部で努力家と評価されてベンチからレギュラーに成り上がった経験があります。こうした経験があると努力が無駄にならないのがわかります。ただ結果が出る前に諦めてしまう人は成功体験が少ないと思います
また「運は後払い制」という言葉が本書では紹介されています。少しの努力で結果が出ている人は貯めた運を小出しにしているだけです。努力や行動で運を貯めていって成果に繋げる。「成果が出なかった努力は誰かが使ってくれる」という考え方が本書では新しいです
本書はミスチルの「彩り」を聴きながら読もう
本書では「世の中は先人達の努力の上に成り立ってる」とあります。私たちが毎日食べている食べ物は誰かが作ってますし、食べ物を作る肥料や種も別の誰かが作っています。そうやって世の中は循環しているのです
私は本書を読んでいてMr.childrenの「彩り」が脳内再生していました。「僕のした単純作業がこの世界をまわりまわって、また出会ったことのない人の笑い声を作っている~♪」とエンドレス再生でした
本書の様な小説形式の自己啓発書は有名所だと「夢をかなえるゾウ」でしょうか。自己啓発書は一時的なカンフル剤としては優秀です。ただモチベーションだけ上がって明日になったら忘れてしまってる人が大半でしょう。私は読み終えてすぐに記事化してアウトプットしています。皆さんも何かしらの行動に繋げてみましょう
いかがでしたでしょうか。本書は内容的にもわかりやすく読み始めたらすぐに読み終えてしまう作品です。220ページほどで3時間もあれば読了できると思います。モチベーションが上がらない人ややりたいことが見つからない人などは一度読んでみてください。それでは。