【ビジネス】他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食えシンパパ薬剤師わたわたによる解説3選

今回は他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食えです

　本書には居酒屋のおっさん達へのインタビューがもとになった人生訓が集められています。半分以上が下ネタだったような気がしますが、中には本質を突いたような名言まで登場してきます。同じような毎日に疲れてしまった方などにオススメですので一度読んでみてください

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なるほどポイント

仕事：上司の犬になったもの勝ち
人間関係：「みんな言ってる」という人は信用できない
恋愛：韓国人のようにフラれてもアタックし続ける

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仕事：上司の犬になったもの勝ち

　仕事のちょっとできる生意気な部下より、仕事遅くても従順な犬の様な部下の方が可愛がられる。そして後者が気付けば昇進している。プライドは捨てて、嫌いな上司にゴマをすった方が日本の会社では出世が出来る。令和になろうが昭和的な考えは変わらないそうです

　本書のインタビューを読んでいると「月曜から夜更かし」に出てくるキャラ強めなおっさんを相手にしてるのかな？って時とめちゃくちゃまともなこと言ってる！って言う人のギャップが面白いです。自称年収とか書いて欲しいくらい。名古屋、自営業、45歳くらいの情報は書いてあります

　仕事で成果が出た時は「運がよかったとだけ言え」という人もいました。これは別の本とかの受け売りだとは思いますが、まさにそうだと思います。小者な人間ほど自分の成果を見せびらかしたいものです。私も社内で表彰された時にそんな感じに捉えられる行動をして噂を流されたことがあります。それからは心を許してる人以外には「たまたまですよ、ありがとうございます」とだけ言うようにしています

人間関係：「みんな言ってる」という人は信用できない

　まぁ、あるあるですよね？私も女性で言ってる人を何人か見かけたことがありますね。女性は自分のグループに入れたい時にこのセリフを言います。「誰が言ってるんですか？」と言うと大抵狼狽えます（笑）ただ今度は自分の噂話を流し始めますので注意しましょう

　最近は組織が透明化されてこうした人も権力を握ったお局様じゃない限り生き残れなくなっています。youtubeでも「関わってはいけない人ランキング」みたいのが流行った時期があったと思います。飲み会の席では盛り上がる話題の一つかと思いますね

　私も注意しないといけないと思ったのが「噂話はその場の話題の中心になれるけど、信用は落す」です。私は数人に確認して事実だとわかったものしか言わないようにしてます。それでも信用度は落ちるのでしょうね。基本的にはネガティブに捉えられるだろうし。まぁ、結局噂話が盛り上がるんですよね

　私が勤めている薬局でも「誰が辞める」「誰がミスした」「誰が県外に飛ばされる」的な話題が多いです。こうした情報は情報の流れてくる人と「等価交換」だったりするんですよね。私はこうした下らない交渉事にわざと興じている時がありますね（笑）噂を流す時は事実だけを流すように心掛けています

恋愛：韓国人のようにフラれてもアタックし続ける

　これは一歩間違えれば事件に発展するような教訓ではあります。ただそういう考えが浸透してるが故に「あり」なのかもしれません。ストーカーだと思われたら困るからと1回で諦めてしまうと相手から「その程度なんだ」と思われてるかもしれません

　本書では韓国人という表現はありませんでしたが、私は「韓国人男性」の事だ！と思いました。韓国では告白したら女性は大抵フるそうです。なのでフラれるのは当たり前なので動じないわけです。歴戦のナンパ師の様な鋼メンタルですよね（笑）

　インタビューした人がそんなモテてるのか疑問でしたがセフレとの付き合い方も書いてありました。「ちょっとしたデートを手前に挟む」と長続きするそうです。最初はご飯→ホテルという流れだったのが、徐々にホテル→解散となる。「あー、わかる」とちょっと思ってしまった。今思うと私も雑だったなと思う経験がありましたね。お忍びと言う事ならコンビニによって新作のスイーツを2人でシェアするってのも良さそうです

　いかがでしたでしょうか？ビジネス書の多くが成功者のありがたい言葉ばかりです。ただ我々凡人目線で考えると本書に書かれていることは決して馬鹿にできません。「賢人は過去に学ぶ」とあります。誰が言ったとか気にしていると学ぶことも出来ません。私は飲めないので「居酒屋の雑学」みたいのに憧れがあります。本書は文庫で普通のビジネス書の半値くらいです。下らないこともいっぱい書いてありますが、キラーパスのように本質突いてくることもあります。個人的には左下の編集者さんのコメントも楽しみながら読んでいました。気になった方は是非読んでみてください。それでは。

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