今回は千田琢哉著のもし君が、そのことについて悩んでいるのならです
本書は著者が執筆した本の中でも私が好きな本の1つです。悩みがあったりすると本書を開けば解決策が載っていたりします。なので本書は「悩みの多い方」や「小さなことで悩んでしまう方」に読んでもらいたい本です
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なるほどポイント
- トップセールスは愚直にロープレを繰りかえしている
- ごめんと早く言える人が主導権を握る
- 食わず嫌いをやめよう、とても勿体ない
もし君が、そのことについて悩んでいるのなら【電子書籍】[ 千田琢哉 ] 価格:1,121円 |
トップセールスは愚直にロープレを繰りかえしている
普通の人ほど「上手くいっている人は成功者しか知らない魔法を知っている」と思いがちです。イチロー選手が何故あんなに活躍できたかと聞かれれば、才能の塊だったんでしょ?と思っている方は多そうです。ただイチロー選手はめちゃくちゃ努力家だったんですね。私からするとそれに付き合っていたお父さんも相当やばいと思いますが(笑)
営業でトップセールスの方なんてもうロープレする必要ないと思いますよね。でもトップセールスの人ほど鏡や壁、海に向かってロープレしているそうです。成果が出ていない人は自分より努力している人が周りに沢山いると自覚しましょう。私も頑張ります
本書では世の中の「本質はその逆にヒントが隠されている」と紹介されています。例えば大切→不要、楽しい→つまらないとなります。これだけだとよくわかりませんね。もう少し具体的に考えてみましょう。あなたの1日のタスクで大切なものと考えるとどれも大切に感じるかもしれません。これを不要と置き換えるとこの会議って必要なのか?と俯瞰して見ることができます
このように具体と抽象を繰り返すように価値観を逆転させることも発想の転換としては有意義です。ちなみに発想力のある方がモテやすいそうです。人生で難しい事ほど正解がなかったりします。そんな問題に対する解決能力が高いと異性としても魅力的に見えるそうなんです
ごめんと早く言える人が主導権を握る
感謝と謝罪って簡単にできる人っていないですよね。特に人間関係で揉めるのは「謝罪をしない」ケースです。ただ一言謝ればそこまで事が大きくならなかったのにということがあります。それだけ謝れない人が多いのです
なぜ人は簡単に謝れないのでしょうか?それは自分のミスや罪を認めることになるからです。ミスを認めると自己肯定感が下がってしまう人もいるため、安易に認めたくないという気持ちもわかります。私は謝るのはホイホイ謝るんですが、逆に感謝が出来ないんですよね(笑)
そういえば「男性は父親の欠点、女性は母親の欠点をそのまま受け継いでいる」って聞いたことありますか?これはわかる気がします。私はおかんの実家で育ちましたが、おかんの弟の影響を強く受けていると感じます。短気で子供っぽいところなどそっくりだなと思うことがよくあります。皆さんはご両親と似ている点は短所だったりしませんか?
食わず嫌いをやめよう、とても勿体ない
そんなことばかりやってないで!勉強しなさい!と言われた。そんなことが自分の没頭できることで武器になることが多いです。私もゲームばっかやってないで!と言われましたが、ゲームで学んだことは大きかったです
私が好きだったゲームはRPGだったのでどんどんレベルアップしていくのが好きだったんです。そこから向上心が少しずつ芽生えていったんじゃないかと自分なりに分析しています。それから野球にハマり、勉強をするようになって今に至るわけです。なのでずっとゲームばかりやっているわけじゃなくて、その熱を他の分野に昇華させていくと思うんです。だからお子さんが勉強しないと悩んでいる親御さんはそのうち勉強したくなる時が来ると信じてあげてください
少し話が脱線しましたが、人はなんとなく好き嫌いでやるやらないを決めがちです。一度やらないと決めると重い腰を上げるのにかなりの労力が必要になります。なのでやったことない、食べたことない物は基本的に手を出すようにしましょう。それが自分の可能性を広げるきっかけに繋がるかもしれません
こうしたチャレンジには大なり小なり後悔が付き物です。どうせ後悔するのだから「笑える後悔にしよう」というのが著者の主張です。これは面白い失敗をしようというのではなく、どんな失敗でも笑い話にしてしまおう。失敗を恐れずにチャレンジしようということだと思います
いかがでしたでしょうか。著者の本は本質的なうったえが沢山あるので好きです。自分ならどうかと常に語り掛けられるような本で自分棚卸が出来ます。切り口の鋭い内容になりますので読むときには心得ておいてください。それでは。
もし君が、そのことについて悩んでいるのなら【電子書籍】[ 千田琢哉 ] 価格:1,121円 |