今回は藤井貴彦著の伝わる仕組み 毎日の会話が変わる51のルールです
本書はメッセージはうす味に。心を掴む極意は生ハムメロン。緊張は迎えに行くなどの「言葉が響く」「心に届く」と話題の実力派アナウンサーが、日々心掛けているメソッドを紹介されています。言葉が上手く伝わらないことに悩んでいる方におすすめです
その他の記事はこちらから。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- 緊張のリハーサルが大切、緊張のエネルギーは上手く方向転換する
- スポーツ実況で「プレー実況は休憩」と考えられる、それはなぜか?
- 誰かに指導する時はこの2つを意識する
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緊張のリハーサルが大切、緊張のエネルギーは上手く方向転換する
プレゼン前や面接前で緊張しないという人はほぼいないと思います。そんな時は緊張のリハーサルが必要です。つまり同じ状況で同じような緊張をしておくということです。会社の会議室を使えるならそこでリハーサル、厳しければイメトレをしっかりする
また緊張のエネルギーを自分に向けているからより緊張するそうです。なので緊張のベクトルを誰かのためにと向けると変わってくるそうです。つまり「プレゼンで噛んだらどうしよう」とか考えるより、「このプレゼンが成功すれば企画をより良く顧客に理解してもらえる」とか考えるということです。どうですか?緊張の捉え方少し変わりませんかね?私はそうやって今後捉えてみようと思います
スポーツ実況で「プレー実況は休憩」と考えられる、それはなぜか?
著者は「スポーツ実況で2手先を読む」ことを鍛えられたので、現状は休憩でしかない境地に至ったそうです。例えばプロ野球実況だとピッチャーがボールを投げる前に
- 三振になった場合
- フォアボールになった場合
- 凡打になった場合
- エラーになった場合
- ヒットになった場合
- ホームランになった場合
- 自打球が局部に当たった場合
上記を想定するそうです。アナウンサーってヤバいですね(笑)頭良くないと出来ないなと思いました。まるで棋士のように先を読んでますね、私も仕事で先を読めるように意識しようと思います
誰かに指導する時はこの2つを意識する
1つ目は「前向きに話し終える」ということです。めちゃくちゃ詰めまくってそのまま終わると詰められた方は萎えまくりますよね。具体的には「他の人も良くやるから教えてあげて」「そんなに大したことないよ」のような締め方をすると良いそうです
2つ目は「逃げ道を作ってあげる」ということです。「今言ったことは全部嘘です」みたいな冗談をかますそうです。言われた方は拍子抜けですが、後味はそこまで悪くないのかなと感じました。日頃からの信頼関係がないと厳しいのかなと思いました
最後に著者は説明をする時に「箇条書き→優先順位決め」を紙に展開するそうです。そうすれば頭の中がスッキリして伝えたいことが明確になりますよね。本書は著者特有の柔らかい説明口調なので非常に読みやすいです。気になった方は読んでみてください。それでは。
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