今回は村中直人著の〈叱る依存〉がとまらないです
本書は臨床心理士の著者が人は何故叱ることがやめられないのかを突き詰めた内容です。私も短気ですぐに子供に怒ってしまうので、耳が痛い内容でした。でも論理的に叱るメカニズムについて解説している書籍は初めてだったので面白かったです。
その他の記事はこちらから。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- なぜ人は叱ることに依存するのか
- 叱る依存は徐々に手放していく発想が必要
- 相手が「しないのか、できないのか」をハッキリさせる
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なぜ人は叱ることに依存するのか
叱る目的は大きく分けて「危機介入」「抑止力」の2つに分けられます。そして叱ることは即効性があるんです。例えば子供が道路で遊んでたら叱ることで効果的に危機介入が出来ます。
ではなぜ叱るに依存していくのか、それは自己効力感が満たされて処罰感情の充足となるからです。この時、叱られる方に問題があると考えるので充足感から抜け出せないです。
叱る依存は徐々に手放していく発想が必要
子供にダメ!と言ってもまたやりますよね?大人も同じで万引きで捕まった人はまた万引きするんですよね。つまり「禁止」しても無意味で、「徐々に手放していく」ことが正解だそうです。
また「叱られて立派に育った人」などを美化するような考え方を持っていると叱る依存に陥りやすいそうです。こういう人は依存するような背景が必ずあるそうです、そこをしっかりと見つめると良いそうです。
相手が「しないのか、できないのか」をハッキリさせる
子供が「できないこと」を「やりたくない」と勘違いして怒るみたいなことが多いそうです。私も子供が漢字を嫌がってるのに対してイライラしていましたが、まだできないと考えると少し楽になりました。
叱る時を因数分解すると「予測や期待が外れた時」となるので予測して注意を促すのが大切です。これは子供のためというより自分が理不尽に叱らないためです。
子供には失敗させる方が将来的に問題解決能力が養えます。ただ親がいちいち怒ってくると挑戦する意欲がなくなってしまうので余裕をもってサポート出来るように前準備しましょう。怒りっぽい人は本書で自分を客観的に見ることが出来ますのでぜひ読んでみてください。それでは。
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