今回はコムドットやまと著の聖域についてです
本書はyoutuberとして350万人以上のチャンネル登録者数を有するコムドットのリーダーであるやまと氏による初の本です。私がコムドットを認識したのは中田敦彦氏とコラボしているのを見た時なので「道をあけろ」ってイキッてる連中だなくらいに思っていました。その後に知り合いの女の子がハマっていて本も出しているので読んでみたというところです
本書では成功への具体的なプロセスが紹介されています。かなり泥臭い所まで書いてあるのでコムドットを知らない方にも楽しめる内容かと思います。日本では努力を人に見せるものではないという風潮がありますが、それはむしろ逆と著者は言います。たしかにyoutubeでも勉強のルーティン動画などが多くありますし、私も参考にしてます(笑)
関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- やまとを作り上げたのは家族の言葉
- 知的好奇心と行動力が成功の秘訣
- やまともやっている落ちた時の対処法
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やまとを作り上げたのは家族の言葉

自分がナルシストになった要因の一つに母親の影響があるそうです。なんでもすごい!やまとが一番!と言われて育ったそうです。これで自己肯定感高く育ったわけですね。私もおかんが「お前はヨイショして育てた」と言ってましたが、あまり褒められた記憶がないです(笑)
著者は中学校のバスケ部のキャプテンをやっていたそうですが、試合には出れていなかったそうです。意外ですよね?完璧なイメージがあったので試合でも活躍されていたのかと思っていました。それでモチベーションが下がっていたそうです。そんな時、父親に「最後まで後悔のないように、自分のできることをしなさい」と言われたそうです。これで吹っ切れて声出し、バスケ日記、対戦相手の分析などをチームのために頑張れたそうです
最後は自信を失っていた時に祖父から「大胆にやってこい、死ぬわけじゃない」と言われて迷いがなくなったそうです。祖父は一流企業で働いていたそうでそういう意味でもサラブレッド感が凄いなと思います
ここで言いたいのは優秀な親族の支えがあったから成功した訳じゃないということです。もちろんそれも要因の一つですが、それに感謝して愚直に行動した素直さが要因として大きいと考えました。親や環境のせいにして何もしない人なんて五万といますよね。私は実の祖父ではないですが子供の頃に可愛がってくれた人の墓に毎月子供と行っています
知的好奇心と行動力が成功の秘訣

著者は小さい頃から気になったことはすぐに調べて没頭したそうです。この知的好奇心と行動力が成功のカギなんです。夢についても書かれていましたが、夢はナマモノだそうです。すぐに行動しないと腐ってしまうということですね。我々は準備することばかり考えて準備段階で折れてしまうことが多いのではないでしょうか
youtuberになる前にそうだ起業家になろう!と思い立ったそうです。皆さんならどういう事から始めますか?私ならなるべく1人で完結するビジネスを考えるかなと思います。著者はホワイトボードを買ってきて、起業する日を大きく書いていつでも見えるようにしたんです。そして毎日新聞を読むようにして、四季報を読み漁っていたそうです。私は四季報を見ていて楽しいと思ったことはありませんが、著者は当時ワクワクしていたそうです。こうした点で数字を見る経営者目線に向いていたのではないでしょうか
本書にもありましたが、努力=量×正しいベクトルという方程式が成り立つそうです。これは林修さんの著書でも同じようなことが書いてあったかと思います。このベクトルが我々が思う質に近いのではないでしょうか
私を始めとした凡人は質ばかりにこだわって量が圧倒的に足りないそうです。とにかく量をこなす、そしてトライアンドエラーで上手くいく方法を手探りで見つけていくのです。コムドットが成功したのは基本的にこのどぶ板営業である量をこなしたからと力強く主張されています
やまともやっている落ちた時の対処法

こうした著書には成功事例しか書いていないことが多いですが、本書には失敗してどん底に落ちた時の対処法も紹介されています。皆さんはどのようにして落ち込んだ時に対処されてますか?私は失敗したことなどをずっと考えて仕事に集中できないこともあります。なのでそういう時は寝れば何とかなると考えているので昼寝します
では著者はどのようにして対処しているのでしょうか。結構シンプルで「とことん落ち込ませる」そうです。部屋を真っ暗にして、食事もとらず、悲しいBGMを流し、誰とも話さずに、涙を流すそうです。こうすることにより翌日にはケロッと普通に戻れるそうです。ここで言いたいのはどん底になるたびにやまと式で部屋に引きこもれ!ということでないです。人間は物事に対して対処方法が自分の中にないことがストレスなんです。なので自分なりの対処法を持てということですね
本書を読んでいて著者が読書家なんだなと思いました。トピックごとにどっかで読んだことある内容だなと感じました。これはパクリだ!と言いたいのでなく、読書すれば成功するとは言えないが成功者は等しく読書家であるという言葉通りということです。本書にもあった量をこなすには?と思っている方は知りたい分野の良書をひたすら読むのも良いかもしれません。とりあえず本書を読んでみましょう。それでは。
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