今回は大石哲之著のコンサル一年目が学ぶことです
本書はコンサルタンティング会社に勤める人のためだけの本ではありません。職業・業界を問わず15年後にも役立つ普遍的なスキルを社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから理解するための本です。なので社会人の方におすすめの一冊になります。
その他の記事はこちらから。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- 本質は何かと考える。視点を高くして考える
- 議事録は決定事項が分かるように書く
- パワポ作成で意識する心得3選
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本質は何かと考える。視点を高くして考える
この成果の本質は何だろうか?と考えられる人は仕事できる人ですよね。これは抽象化とも言えるかなと思います。カレー→食べ物、犬→動物のような感じです
例えばここの薬局が伸びているのは何故かと考えた時に本質を見ている人はすぐに要素が出せます。病院の近くで立地が良い、従業員の接客が良くてリピート率が高い、自社競合状態になっていないとか色々挙げられる訳です
視座を上げるということはよく言われますよね。「鳥の目」で見て客観的に物事をみる。逆に視座が低いのは「虫の目」と言われます。ビジネス等で煮詰まっている人はまさに虫の目になっています
議事録は決定事項が分かるように書く
会議をする本質はおしゃべりじゃなくて、これからすることを考えることです。なので決定事項をアクションプランとして共有することが議事録ということですね
また議事録係は押し付け合いになりますが、率先してやっていくべきだと個人的に考えています。部長の講和について長々書いても仕方ないので、ポイントだけまとめて書きます。そうすると要約力がついて、本質を見る力を鍛える機会となります
パワポ作成で意識する心得3選
- ワンスライドワンメッセージ
- 客観的データを示す
- 自分の解釈や主張を分けて書く
ある程度パワポ作成に心得があると当たり前なので、知らない方は覚えておくと良いです。また文字数が多いスライドは見る気なくしますからダイエットさせるべきです。そしてスキマに絵をベタベタ貼るのもシンプルではないので個人的に嫌ですね
よくプレゼンでジョブズとか経営者の真似をしようとする人(←私w)がいますが辞めましょう。その人だから通用するプレゼンですが、何の実績もないような平社員がやると痛いだけです。とにかくシンプルに自分の主張を伝える方が上層部に届きやすいです。それでは。
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