今回は小林正観著のありがとうの魔法です
本書は以前ご紹介した「ありがとうの神様」の続編にあたる本です。基本的な内容は前作と変わりありませんが、例文が異なっていたりしますのでこちらの方が刺さる人がいるかもしれません
本書も前作同様に幅広い層に読んでいただけるかなと思います。内容としてもわかりやすく、決して宗教チックなお話ではありません。気になった方は是非読んでみてください
関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- 不平不満を言わなくなると半年くらいで起こること
- 空腹がなければ美味しいは味わえない
- ガンが治癒する人の特徴とは
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不平不満を言わなくなると半年くらいで起こること
愚痴や不平不満を言わなくなると「頼まれごと」が増えてくるそうです。文句ばかり言っている人にお願いするのって嫌ですよね？面倒とは思いつつも人間頼りにされると嬉しいものです
私事ですが、持病のてんかんの発作が仕事中に起きてしまい救急搬送されました。脳の事なのでどうすることもできないですし、車の運転も2年間出来ません。正直、不平不満を言いたいですがとにかく自転車で生活可能か？など色々と検証しました
ただ以前に自転車で生活していた経験があったので、すぐに前向きになれました。子供の送迎等は若干不便になりますが、タクシーもありますしおかんに頼むこともできます。それに子供は自転車に乗れるようになっていますので、親子サイクリングの時間が増えると思えば有意義です
このように考えていると周りに話すとポジティブすぎと感心されます。何というか悩んでいるほど人生長くない気がします。私の場合、発作中に舌嚙んで死ぬ可能性だってあります。何かに悩んでいる人がいれば私よりマシだと考えてみてください。お風呂でリラックスできる喜びを嚙み締めてください
ちなみに不平不満を言ってしまった場合には「今のはナシですキャンセルです」と言えばなかったことになるそうです。まぁ気持ちの問題ですよね(笑)危険なのは息を吐くようにネガティブ発言を繰り返して周囲が不快に思っていることに本人が気付いていない状態になっていることです
空腹がなければ美味しいは味わえない
いつも満たされている人はその幸福感に気付くことは少ないです。それと同じように空腹がなければ美味しいも味わえません。これは幸運の前には不幸と感じる現象が起こるとも捉えられますよね
わたわたで言うとてんかん発作が不幸であるとするなら、そのうち幸運な出来事が起きるということです。というか今回たくさんの人に支えられて生きているのだなと実感できたので既に幸福です
これと同じような例えで奇麗すぎる水で魚は生きられないという話があります。勿論、不幸なんて降ってこないに越したことはないです。ただそれは致し方ないものと割り切ってしまえば、そこまでストレスに感じないのではないでしょうか
本書でも「足るを知る」が幸せの本質とあります。自分にとってはこれくらいがちょうどいいと納得することです。今はSNSで承認欲求の奴隷になっている人ばかりです。自分軸で欲しいものや価値基準を決められれば、もっと生きやすくなるのでしょうね
ガンが治癒する人の特徴とは
ガンになってむしろよかったと思う人ほど治癒しやすく、長生きするそうです。普通の人なら余命宣告された時点で生きる希望を失ってしまいそうです。ただ残りの人生を悔いなく生きたいという願望は免疫力も上げてしまうようですね
病気の受け入れ方に関して、障害に対する考え方が有効なんじゃないかと思います。それは他の人では耐えられない苦しみで、自分だから耐えることができるというもの。私のてんかんもそんな風に受け入れました
ガンに関しては遺伝と生活習慣が強いため、ガン家系であれば生活習慣を改める必要があります。そして定期的ながん検診が必要です。先天的な要素もありますが、後天的に何とかなる部分もあるため対処可能な面もありますね
そういえば他人と比較したくて仕方がない人ばかりだと思います。大抵は資産だったりと自慢できる内容について比較します。基本的に他社との比較は幸福度を下げるというのがわかっていますが、一つだけやっていい比較があるんです。それは「不幸」の比較です
私で言うとてんかんで2年車を運転できないという不幸をどなたかと比較します。例えば、すい臓がんのステージ4で余命半年と宣告された人に比べれば私は幸せだと思います。そんな考えは失礼だと言われるかもしれませんが、相手を直接罵ったりしているわけではないので許してください
いかがでしたでしょうか？著者の考えに共感してしまったので続けて本を紹介してしまいました。面白い内容の本ですので、どちらか一方は読んでいただきたいなと思います。それでは。
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