【メンタル】ありがとうの神様神様が味方をする71の習慣小林正観著

今回は小林正観著のありがとうの神様神様が味方をする71の習慣です

　本書は悩みの多い人に読んでもらいたい本です。なぜあなたが悩みやすいのか、何をやっても上手くいかないのか、答えがすべて書いてあります

　人間すぐに変われるものでもないので本書を読んだだけでは残念ながら変われません。ただ色々な気付きになる1冊かと思いますので、胡散臭いと思わないで一度読んでみてください

関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。

なるほどポイント

神様から好かれる「そ・わ・か」
この人はこういう人だと受け入れれば楽になる
手放せば始まる

ありがとうの神様神様が味方をする71の習慣 [ 小林正観 ]

価格:1,760円
(2023/1/23 20:29時点)
感想(32件)

神様から好かれる「そ・わ・か」

　本書は冒頭から「そわか」の説明から始まります。それは

そ：掃除
わ：笑い
か：感謝

　3つの頭文字をとったものになります。自己啓発書を読むとほとんどにこの3つは紹介されています。ただ実践できている人はほとんどいないのが現状です。地味な事ほど大切という言葉を思い出しますね

　本書では掃除の中でもトイレ掃除をするようにと紹介されています。たしかに成功者の人ほどトイレ掃除をしっかりやるというのは有名です。トイレ掃除をしているとトイレの神様に愛されるそうです。それでお金持ちになった著者の知り合いもいるそうです。お金に困っている方は騙されたと思ってトイレ掃除を習慣にしてみてください

　では掃除でなぜ金運が上がるのでしょうか。おそらく、他人のために動くという他社目線思考になるからかなと思います。他人からもらうことばかり考えるのでなくGIVEすることが大切ということじゃないでしょうか

この人はこういう人だと受け入れれば楽になる

　人間関係のトラブルで悩んだことないという人は少ないと思います。一説によると10人いれば2人は自分と合わない人らしいです。それを知っていても対人関係で心をすり減らしてしまい、心を病んでしまう人も少なくないです

　そんな時に考えてしまうことが「他人を変えよう」とすることです。これは教育とは別物と考えてもらっていいです。私は元嫁に靴下を裏返さないでとよく言われましたが、結局直すことはできませんでした(笑)自分しか変えられないという事実をまず知ることが大切です

　相手の嫌なところだったりを直そうとすることは相手に期待しているとも言えます。勝手に相手に期待して勝手にイライラするなんて自己中な人なわけです。なので相手に期待するのはやめましょう。そうすれば他人を受け入れやすくなるんじゃないかなと思います

　とは言ってもなかなか他人を受け入れるなんて出来ることではないです。例えば相手から理不尽に怒られた場合、イラっとしますよね？そういう時はちょっと距離を置きながら話を聞くと冷静になれます。具体的には聞きながら「この人友達いないんだろうなー」と眺めればいいんです。事実はわかりませんが、同情しながら聞いているとイライラも少しおさまってくると思います

手放せば始まる

　アフリカのチンパンジーやオラウータンに対してある実験が行われました。箱の中にはバナナがあり、彼らの手がギリギリ入るくらいの穴が開いています。当然彼らはバナナを採ろうとしますが、手がグーになっているので抜けません。彼らには手を離すという選択肢がないのです

　これは人間にも当てはまり、手に入れた地位や名誉にしがみついてしまいます。投資で言うと損切りもこれに当てはまると思います。売った途端上がってしまったらどうしようとリスクをとれないのです、更にマイナスが膨らむリスクは置いといて

　なので幸福度を高く生きていくためには手放していくことも重要なんです。別の書籍では「人生は積み重ねるのではなく、積み減らしていくべき」と紹介されていたりもします。皆さんも少し身軽になってみませんか？

　いかがでしたでしょうか？本書には他にも人生に役立つような教えがたくさん紹介されています。タイトル的に宗教？と感じる方もいると思いますが、たとえ宗教だとしても利用しましょう。これだけ古くから人間を支えてきた思想という基礎はやはり大きいです。高いツボを買う必要はないですが、学ぶことは結構あります。それでは。

ありがとうの神様神様が味方をする71の習慣 [ 小林正観 ]

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感想(32件)