今回は深井龍之介著の世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考です
本書では世界の偉人伝から現代の悩みや問題を解決するヒントが紹介されています。歴史の教科書で有名な偉人が紹介されていて、しくじりエピソードなどもあります
関連する記事はこちらからどうぞ。今回もなるほどポイントを3つ紹介していきます。
なるほどポイント
- 悩みの原因は○○、これを疑う
- カーネルサンダースから学ぶ歴史思考
- ヘレンケラーから学ぶ歴史思考
世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考 [ 深井 龍之介 ] 価格:1,650円 |
悩みの原因は○○、これを疑う
悩みの原因は私たちの社会にある常識や価値観です。まずそれを疑うということです。「空なんて飛べるわけがない」という当たり前を否定してきたからこそ飛行機が誕生したわけです
会社内の通例を一度壊して考えてみると面白い発想が浮かぶかもしれません。ビジネスでも全く違う業態のエージェントを引き抜いてくることが少なくないです。私の経験だと一気に変えると周囲から反発があるので少しずつ変化させていく方が上手くいきます
カーネルサンダースから学ぶ歴史思考
カーネルサンダースといえばみんな大好きケンタッキーフライドチキンの入口に立っているおじいさんですよね。あの眼鏡って度が入ってるって知ってますか?昔トリビアでやっていてここで初めて使った無駄知識です
サンダースが苦労人というのは結構有名な話で私も知っていました。ガソリンスタンド、自動車ガレージ、カフェなど沢山の事業を展開していきますが、経済危機などにあってほぼダメになってしまいます。経営の才は多少あるのに運がないおじさんという感じです
チキンのルーツは幼い頃に母親から教わったレシピだそうです。そのレシピを最終的に売るための営業に回ったそうです。車中泊をして1000回以上断られながら、ケンタッキーは今に至るそうです。レシピが良くても広める努力をしないとダメなんですね
ヘレンケラーから学ぶ歴史思考
私は「目も耳も聞こえない」ということくらいしかヘレンケラーについては知りませんでした。彼女も凄いが、彼女のサポーターであるアン・サリヴァンが凄かったんです
ヘレンはすぐに癇癪を起してしまう子供だったそうで、サリヴァンは障害者扱いすることなく対応したそうです。勿論、ヘレンは目も耳も聞こえませんからサリヴァンが見聞きしたことを指文字で通訳するような形です。ハーバード大学の授業もそうだったそうです。サリヴァンさんパないっす!
要は人間1人では大したこと出来ないということですね。成功の因数分解をすると縁の下の力持ちがいるということ。仕事できる人って何でも一人でやろうとしますが、周りに振る方法も考えていきましょう。それでは。
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