今回は西原亮著のコンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前です
思考と行動、コミュニケーション、タスク管理、議事録、会議、言語化、読書術、礼儀などさまざまなテーマで実践的スキルを紹介!あなたも必ず「仕事ができる人」になれる!本書を読めばきっと
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なるほどポイント
- わかったふりをしない、そうですね!も危険な理由
- どうすればいいですか?と思考停止で上司に聞かない
- スケジュールはいつ何があるかといつ何するかに分ける
わかったふりをしない、そうですね!も危険な理由

わかったふりをしない、わからなければ相手に聞くと大抵のビジネス書に書いてあります。「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」という格言も一緒に付いてくることが多いです。ただ皆出来ないため、いつまで経っても成功法則のように紹介されるわけです
本書では上司との対話の中で「そうですね」と答えたエピソードが紹介されています。上司からすると「こいつわかったふりをしたな」と注意するポイントだったようです。さきにも書きましたがわからないことを放置した方が将来的に損することが多いです。安易な「そうですね」さえも気をつけましょう
コンサル出身の方の本が数多く出てますが、大抵「言葉のずれ」について紹介されます。普通のサラリーマンだとここに敏感じゃないからです。私も職場で「夕方に来局されます」に対して「それは何時ですか?」と必ず聞きます。夕方の時間間隔は人それぞれ違うので、何時頃と確定させないとトラブルに発展することもあります
どうすればいいですか?と思考停止で上司に聞かない

部下を持つと困るのが「どうすればいいですか?」ですよね。正直、言葉足らずなケースもあると思いますが「私はこうしようと思いますが、間違っていませんか?」と確認するのが無難です
そして上司からの答えを確認して「認識のずれ」を調整していく必要があります。そうすれば自分のやり方と組織の方向性を間違えることなくタスクを遂行することができます。無駄なやり直し作業が減るということです
私も周囲から「どうすればいいですか?」とよく聞かれます。例えば「妊婦なんですけど、病院行ってもらった方がいいですか?」とかですよね。妊婦と言っても何週目とかで状況が全く違うのできっちり情報確認するように指示をしています。妊婦=下手なこと言えないでは現場に立つ資格はないわけです
スケジュールはいつ何があるかといつ何するかに分ける

始業前にto Doリストを作成して潰していくという話はどの本にも書いてあります。面白いなと思ったのは「能動と受動でわける」点です。例えば会議は受動で資料作成は能動のような感じです
タスクの細分化をするのであれば能動受動でわけるのは効率的で良いなと思いました。なぜならコントローラブルなタスクは能動的なものだからです。逆に受動的なタスクは自分で時間短縮したりすることが困難です。「余力を残す」という点でも有効な考え方かなと思いました
いかがでしたでしょうか。著者は牛乳配達事業の2代目社長です。なんだ牛乳配達かよって思う方もいるかと思いますが「職業に貴賎なし」です。どんなところからも吸収できる人が最終的に成功していくのではないでしょうか。是非、本書を読んでビジネススキルを磨くきっかけとしてみてください。それでは。